17 Apr 2019
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この数年、税理士試験の受験者数が減ってきているということが税理士会の新聞等で書かれているんですが、実は受験者数が減っているのは税理士試験に限ったことではないんです。
先日、顧問先様との話の中でこの話題になったのもあって、改めて調べてみることにしました。
TACに資格試験の受験者データが掲載
TACに資格試験の受験者データが掲載されているんですが、それによると各資格試験の受験者数は
税理士試験の受験者数
2008年 63,409人
2017年 41,242人
対2008年比:65%
公認会計士試験の受験者数
2008年 21,168人
2017年 11,032人
対2008年比:52.1%
司法書士試験の受験者数
2008年 33,007人
2017年 18,831人
対2008年比:57.1%
社会保険労務士試験の受験者数
2008年 61,910人
2017年 49,902人
対2008年比:80.6%
このように難関資格と言われる国家資格の多くが受験者数を減らしています。
理由はよくわかりませんが、私の推測だとTACなどの資格学校のパンフレットでは「資格を取れば年収○○円!」のようなことが書いているんですけど、実際はそうじゃないというのがスマホの普及とともに明るみに出てきたんじゃないですかね。