17 Jul 2018
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最近ホームページのSSL化について言われるようになったものの、日々の業務に追われ…という言い訳の元で放置していました。が、しかし、今月下旬からグーグルクロームがSSL化していないサイトに警告表示するようになるとのことなので作業することにしました。
SSL化とは?
そもそもSSL化って何?って思う人が多いかもしれませんが、SSL化とはWebサイトすべてのページを暗号化することで、サイトのセキュリティを向上させることでサイトの改ざんやサイトからの個人情報の流出を防ぐ取組みをいいます。あとはグーグル検索でもSSL化されているサイトの方が有利になると公式発表されています。
ホームページをSSL化して何が変わったのか?
ホームページをSSL化して何が変わったのかと言うと、、、
SSL化する前
SSL化した後
わかりますか?
- httpからhttps
- ドメインの前に「保護された通信」と表示される。
以上2点です。たったこれだけなんです。なんだかよくわからないですよね。
Chrome 68からhttpサイトに警告表示!
私のサイトは特に改ざんされる対象になるようなものは運営しないですし、クレジットカード番号などの個人情報を入力するようなことは無いので、これまであまり気にしていませんでしたが、2018年7月にリリースされるグーグルクロームからHTTPで作られている全てのサイトに警告メッセージが表示されることになったんです。
こんなエラーメッセージが表示されたら何だか嫌ですよね。文章をよく読むと「このサイトでは機密情報を入力しないでください」ということで、閲覧するだけだと何の影響もないことがわかりますが、普通は文章なんてじっくり読まないですからね。こういう警告メッセージが出たら「怪しいサイトかも!?」とすぐにサイトから離脱することが容易に想像できます。まぁ、グーグルからすると「早くSSL化してくれよ」ってことでしょうが、ワンクリックではできないですし、なかなかSSL化が進んでいないんでしょうね。それでいよいよ本気になったといったところでしょうか。
SSL化は私レベルでも去年くらいから目にするようになりましたが、会社のホームページで業者が作成していると思われるものでもSSL化できていないものがまだまだあります。個人サイトの場合はもっとです。まぁ、これが現状ですね。個人情報を入力しないサイト運営者からするとSSL化って面倒ですからね。
とりあえずこのような警告メッセージが出るのはクロームだけでIEやSafariがどのようになるのかはわからないですが、ホームページを見てくれる人に一定数のクローム利用者がいますし、現状ではドメイン左のiマークのアイコンをクリックしないとこのエラーメッセージは表示されないとはいうものの、新しいクロームがどのように表示されるのかわからないですし、あまりに酷い表示の場合にすぐに対応できるかわからないので連休があるうちにSSL化させました。
SSL化による影響・効果
SSL化によってドメインがhttpからhttpsに変わるのでSEO面や非リンクでどうなるのか見るためにとりあえずこのブログと私の事務所のサイトで試してみて、特に影響が無ければ他のサイトも順番にSSL化しようと思います。
一応、httpで検索された場合にも自動でhttpsに飛ぶように設定しましたが、非リンク数がどのようにカウントされるのかは別ですし。まぁいろいろ気になる事があるのでとりあえずは2パターンでテストしてみようと思います。