30 Apr 2019
目次
会計ソフトには大きく分けるとインストール型とクラウド型の2種類があります。私は今のところインストール型会計ソフトが好きなんですけど、クラウド型会計ソフトにも良いところがあるんです。
詳細に書くと時間がかかるのでサラッと書きます。
インストール型会計ソフト
インストール型会計ソフトとは、従来の会計ソフトで、CD-ROMを読み込んだり、ソフトをパソコンにダウンロードして、パソコンのハードでデータ入力する会計ソフトです。
クラウド型会計ソフト
5年くらい前からクラウド型会計ソフトが普及してきました。クラウド型会計ソフトとは、インターネット上にあるソフトを使ってデータ入力するためパソコンのハードにはソフトをインストールする必要はありません。
クラウド型会計ソフトメーカー
クラウド型会計ソフトメーカーはいくつかありますが、有名どころだと
- 弥生のクラウド会計
- マネーフォワードのMFクラウド
- Freee
この3社がクラウド会計ソフトのシェア上位を争っています。
当初はFreeeが首位だったんですけど、やっぱり知名度と資本力の違いからか、弥生とマネーフォワードのシェアが高まってきています。
クラウド型会計ソフトのメリット
- データがネット上にあるためどの端末からでも入力できる。
- 通帳やクレジットカード明細の自動仕訳機能がある。
クラウド型会計ソフトのデメリット
- 入力速度が遅い!
- インターネットに繋がっていないとログインできない。
- 入力されたデータがどのように利用されるのかわからない。
私にとっての大問題は入力速度が遅いということで、クラウド型は入力するたびにサーバーに通信して処理するため1つ1つの作業に時間がかかるんです。私は1仕訳を5秒以内で処理することもあるんですけど、クラウド型だと全く付いて来れなくて、処理スピードが急激に落ちてしまいます。
いちいちサーバーに通信せずに一旦ハードにデータをためといてから、一定間隔でサーバーにデータ送信するとか方法がありそうなのに、以前、クラウド型会計ソフトの営業にこの点についてに聞いたところ、まぁ理由は理解は出来ましたが、もっと良い方法があるんじゃないのかな?とも思いました。
で、本題。
クラウド型会計ソフトの利用率
株式会社MM総研というところがクラウド型会計ソフトの普及率のWebアンケートを公表していて、それによると2019年3月末で利用率は
18.5%
これが多いのか少ないのかと言えば、思ったよりも多いかなというのが私の感覚です。
まぁ、この調査はWebアンケート。つまり、回答者はネット利用者なので、実際の利用率というのはもっと低いことが予想されます。反対に税務署前での調査とかにすると極端に低い数字なると思います。
インストール型会計ソフトが主流の中で数年前に出てきたクラウド型会計ソフトですが、様々なデメリットや問題があるのは、新しいサービスのリリースではよくあることなので仕方がないと思いますが、使い方によっては便利なサービスであることには違いないので、「クラウドはダメだ」と決めつけをずに導入するタイミングを考えようと思っています(本当)。